
カーボンゼロプリント ~飯能プリンティングセンターBASEにおけるCO2ゼロ化~
飯能プリンティングセンターBASEは、太陽光発電装置の設置やグリーン電力を採用するなど、生産活動において発生する温室効果ガスの削減に努めており、現在ではScope1※1 とScope2※2 におけるCO2排出量が実質ゼロで稼働する、カーボンゼロプリント工場となっています。
当工場で印刷する製品は全てカーボンゼロプリントとして提供することが可能であり、お客さまのSDGsへの取り組み、ESG経営に貢献いたします。
※1 Scope1: 工場で使用しているガソリン(フクシマフーズ株式会社、食品工場におけるボイラー更新事業)
※2 Scope2: 工場で使用している電力(全国の住宅における太陽光発電設備の導入)
High quality×High speed×Ecological Printing
インキ自動供給H-UV8色両面印刷機2台体制が実現する新しい印刷のカタチ
飯能プリンティングセンターBASEでは、最新鋭のH-UV 8色両面印刷機を増設するとともに、株式会社ケイ・ジー・ケイのパイピングシステムを導入し、印刷機のインキ供給を自動化したことで更に生産性の高い印刷工場として生まれ変わりました。そして、自社開発の進捗管理システムにより印刷機の効率的な稼働方法を割り出し、入稿から納品までの確実な工程管理を実現させています。また、製造工程における環境負荷の低減は企業の責務であるとの考えのもと、常にシステムや資材を見直すとともに、各作業工程の改善や技術革新を行うことで、地球環境に優しい環境配慮型の製品作りを実施しています。
当社では、今後とも短納期、小ロット化の流れのなか、品質・コスト・納期ともに、お客様のニーズにお応えできるオーダーメイドの製品を迅速に提供してまいります。
CTP版は完全無処理版を使用
- 薬品ゼロ、廃液ゼロ=省資源化、産業廃棄物の削減
- 網点の変動、キズ、ピンホールなし=品質の安定化
- 速乾性 = 短納期対応
- 高精度プリセット機能=短納期対応、損紙の削減、 小ロット対応
- 両面同時印刷 = 高生産性
- インライン品質管理装置による全数検査 =高品質
- 自動見当合わせ機能、フィードバック機能による色調制御=高品質、品質の安定化
- 0.04㎜~0.5㎜までの厚紙に対応=幅広い用紙に対応
高度なカラーマネジメント技術と徹底的なメンテナンスによる色調の統一
- 全機種の色の統一=高品質、高生産性、短納期対応
- 印刷機のコンディションを数値管理=品質の安定化
自動インキ供給システム(パイピングシステム)

- 2台の印刷機にインキを自動供給=短納期対応、生産性向上、省人化対応
- 廃インキ缶無し=産業廃棄物の削減
- インキ残肉の削減=産業廃棄物の削減
環境対応型インキの使用
石油系溶剤を更に1%未満に抑えたノンVOCインキと、大豆をはじめ再生産可能な植物を原料とするエステルを使用した環境対応型の植物油インキを採用することで、環境負荷の低減を図っています。
CTPのカーボン・オフセット
当社で印刷した印刷物には、富士フイルム株式会社の完全無処理版を対象としたカーボン・オフセット制度である「グリーン・グラフィック・プロジェクトマーク(GGPマーク) 」が付けられます。また、「この印刷物は、カーボン ゼロプレートを使用して印刷することで、CO2の削減に貢献しています」と記載することができるため、印刷物を通して対外的に環境貢献に対するアピールができます。