脱炭素経営の鍵は「Scope 3」!環境配慮型プリントで何ができる?
なぜ今、「GHG(Greenhouse Gas:温室効果ガス)の見える化」が重要なの?
最近、「地球温暖化対策はCSR(企業の社会的責任)じゃなくて、ビジネスそのものだ!」という話、耳にすることが増えていませんか?
もう、自社だけ頑張ればOKの時代は終わりです。製品の原材料を仕入れるところから、最終的に廃棄されるまで、サプライチェーン全体でどれだけGHG(温室効果ガス)を出しているかを正確に把握して、戦略的に減らしていくことが世界共通のルールになっています。
その国際的な「共通言語」が、GHGプロトコルです。ちょっと難しそうな名前ですが、要は「GHG排出量の測定と報告の世界標準ルール」のこと。このルールに沿って排出源を3つに分けているのが最大の特徴です。
知っておきたい!企業活動の「GHGの分類」3つのスコープ
GHGプロトコルでは、排出源を「Scope 1」「Scope 2」「Scope 3」の3つに分類して、全体像をパッと見てわかるようにしています。

特に注目してほしいのがScope 3!
なんと、ほとんどの企業で総排出量の70%~90%を占めると言われています。つまり、脱炭素経営を成功させるには、このScope 3にどう取り組むかが大事なポイントなんです。
Scope 3を把握すると、こんなに得をする!
Scope 3の排出量をしっかり把握し、削減に取り組むことは、単なる「環境に優しい企業」というイメージアップに留まりません。実は、会社の競争力を高める超戦略的な投資になります。
具体的なメリットを見ていきましょう。
- 取引先から選ばれる会社になる!
大企業やグローバル企業は、取引先にまでGHG排出量データの開示を義務付け始めています。データが出せないと、取引停止のリスクに。逆に、データを開示できれば、ビジネスチャンスが広がります。 - 投資家からの評価がアップ!
環境・社会・ガバナンスを重視するESG投資家にとって、GHG排出量の透明性は最重要チェック項目です。「脱炭素に真剣に取り組む会社だ!」とアピールでき、資金調達で有利になります。 - 「環境配慮」で競合と差をつける!
環境意識の高いお客様は増えています。「私たちの製品・サービスは環境に優しいですよ!」と胸を張って提案できるようになり、新しい市場の獲得につながります。 -
環境配慮型プリントで、貴社のScope 3の削減に貢献します!
さて、本題です。貴社がパンフレットやカタログなどの印刷物をご発注いただく行為は、貴社のScope 3(カテゴリ1:購入した製品・サービス)の排出量として計上されてしまうんです。
でもご安心ください!当社の**「環境配慮型プリント」は、このScope 3排出量の削減に貢献し、印刷物のGHG排出量を実質ゼロ**にすることも可能です。
当社の環境配慮型プリントが実現すること:
- 面倒な排出量「見える化」を丸投げOK!
印刷物の原材料調達から廃棄までのGHG排出量を正確に算定し、印刷物にGHG排出量を表示することが可能です。最初のステップをしっかりサポートします! - 環境に配慮した工場での生産が安心!
Scope1、Scope2のGHG排出量が実質ゼロで稼働する、環境に配慮した工場で生産を行います。他にも刷版は完全無処理版を採用、ノンVOCインキの使用など環境にやさしい工場で生産を行い、土台となるGHG排出量を抑えます。 - カーボンニュートラルプリントでGHG排出量を「実質ゼロ」に!
有償とはなりますが、算定したGHG排出量は信頼性の高いJ-クレジットでオフセット(相殺)し、製品のGHG排出量を実質ゼロにできます。 - 森林クレジットだから森林経営の支援につながる!
オフセットには、J-クレジットの中でも森林クレジットを使用しているので、持続可能な森林管理に貢献できます。 - 「カーボンニュートラルプリントマーク」で環境貢献へのアピール力強化!
製品に認証マークを付与できるため、「私たちは環境に配慮しています!」という取り組みを、視覚的に強くアピールできます。 -
持続可能な未来へ、一緒に進みましょう!
Scope 3の削減は、これからの企業経営にとって避けて通れないテーマです。当社は、環境配慮型プリントを通じて、貴社のScope 3削減に具体的に貢献いたします。
「うちの会社の排出量はどうなっているんだろう?」「どこから手をつけたらいい?」など、現状のヒアリングから削減に向けて、しっかりご提案させていただきます。
脱炭素経営への戦略的な一歩を、私たちと一緒に踏み出してみませんか?ぜひ、お気軽にご相談ください!
【用語解説:GHGとは?】 GHG(温室効果ガス)は、地球を暖める性質を持つ7種類のガス(二酸化炭素、CO₂が代表格)の総称です。排出量を計算する際は、これら7種類のガスをすべて「CO₂換算量」という共通の単位に統一して合計値を算出します。
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