通販カタログの売上を左右するのは「色」の再現力。職人の製版技術×独自のテクノロジーが、消費者の「欲しい」を刺激する
皆さんは通販カタログやパンフレットを眺めていて、思わず「これだ!」と購入してしまった経験はありませんか?実はその瞬間、私たちの脳内では「色」による高度な心理プロセスが働いています。商品の売上を左右するのは、情報の羅列だけではなく、商品の魅力を脳に直接届ける「色の再現力」も大きく影響します。
今回は、1949年(昭和24年)の創業以来「印刷物を美しく魅せる技術」を磨き続けてきた私たちが、職人の製版技術と独自のテクノロジーをいかに融合させているかをご紹介します。
1. 印刷の品質は、刷る前の「画像データ」で70%決まる
「良い印刷機さえあれば、きれいなカタログができる」――そう思われがちですが、実は印刷の世界には「印刷物の品質の70%以上は画像データの精度によって決まる」という定説があります。どんなに高性能な印刷機を回しても、元となる画像データの精度が低ければ、最高の結果を収めることはできません。
私たちは創業以来、印刷工程における写真製版を主な生業としてきました。製版とは、印刷の「版」を作る高度な画像処理工程のこと。この工程で、印刷物をいかに美しく魅せるかという技術と実績は、日本屈指であると自負しています。
今日では企画提案から印刷、納品、さらにはデジタルコンテンツ制作まで業務を拡大していますが 、その根底にあるのは、創業者の情熱を継承した「最高の品質でお届けしたい」という職人の精進です。
2. 消費者の「欲しい」を刺激する、色の心理学
なぜ、それほどまでに「正確な色」が重要なのでしょうか。そこには、人間が色を認識する際の心理的な要因が大きく関わっています。
「記憶色」と「期待色」へのアプローチ
私たちの脳は、対象物の色をありのままに記憶しているわけではありません。弊社では、画像処理において心理的な要因による色の見え方の違いも考慮しています。
- 記憶色(Memory Color): 実際の色よりも「脳内で補正されて記憶されている色」のことです。たとえば、青空はより青く、桜はより鮮やかなピンクとして記憶される傾向があります。学術的にも、人間は慣れ親しんだ対象物に対して、現実よりも彩度が高く、理想化された色を記憶していることが指摘されています。
- 期待色(Expectation Color):「この商品はこうであってほしい」という願望が反映された色です。カタログで「美味しそう」「手触りが良さそう」と感じてもらうには、実物の数値をただ再現するのではなく、この期待に応える色調整が必要になります。

第一印象は「色」で決まる
マーケティング心理学には、消費者が製品を評価する際、その判断のほとんどを「色」に基づいているという説があります。カタログを開いた瞬間の数秒で「欲しい」と思わせるには、第一印象で脳にポジティブな刺激を与える色再現が不可欠なのです。
3. 圧倒的リアリティを生む独自技術「The Favorite 2」
アパレルや化粧品など、写真表現に極めて厳しい業界でご好評をいただいているのが、光陽社独自開発のソリューション「The Favorite 2(ザ・フェイバリット セカンド)」です。
この技術は、単なる色調整にとどまらず、人間の視覚特性を利用した特殊な網点(ドット)を核としています。
モアレやジャギーの低減: アパレルカタログで発生しがちな、衣類の細かな網目模様から生じる不自然な模様(モアレ)やロゼッタパターン、境界線のギザギザ(ジャギー)を劇的に低減します。
ディテールの再現と彩度の向上: 色再現領域を拡大し、従来の印刷では難しかった鮮やかな色彩と、微細な質感の再現を両立させています。
肌を美しく艶やかに:化粧品カタログに求められる瑞々しい肌の質感。
ディテールを正確に再現:商品の細部まで思い通りに再現。

拡大画像で比較すると(倍率20倍など)、通常の印刷と「The Favorite 2」の差は一目瞭然です。この「本物以上に本物らしい」表現こそが、消費者の購買意欲を物理的なリアリティとともに刺激します。
4. 「信頼」を形にする環境配慮型プリント
現代の消費者は、製品の質だけでなく「その企業が社会に対してどう向き合っているか」という姿勢も購買判断に組み込んでいます。環境に配慮されたカタログは、それ自体がブランドへの信頼の証となります。
私たちは、地球環境の保全を最重要課題のひとつとして認識し、循環型社会の実現を目指しています。カタログ制作においても、以下のような付加価値を提供可能です。
- カーボンゼロエネルギーマーク:太陽光パネルによる自家発電や再エネ電力、非化石証書などを活用し、Scope 1, 2の温室効果ガス排出量を実質ゼロで稼働している工場で印刷を行います。このマークをカタログに表示することで、SDGsへの貢献を直接アピールできます。

- FSC®認証紙の活用:適切に管理された森林およびその他の管理された供給源由来のFSC認証紙の導入を推進しています。

- 環境負荷の見える化:印刷物のライフサイクル全体における温室効果ガス排出量を算定し、オフセットすることで実質ゼロにする「カーボンニュートラルプリント」も提供しています。

「このカタログは環境にも配慮されている」という認知は、企業の社会的責任(CSR)を果たすだけでなく、エンドユーザーに安心感を与え、長期的なファン化を促進します。
5. まとめ:色と技術が織りなす「最高の招待状」
カタログやパンフレットは、企業がお客様へ贈る「最高の招待状」です。そこにある色が、お客様の記憶にある美しい色と合致し、期待を超えた鮮やかさで目に飛び込んできたとき、はじめて「欲しい」という感情が行動に変わります。
光陽社は、最高の品質で最高の結果を収めていただきたいと願っています。
- 心理的要因まで考慮した高度な色管理システム
- 視覚特性を活かした独自技術「The Favorite 2」
- 環境への責任を果たすサステナブルな印刷体制
これらをワンストップで提供できる体制を整え、専門スタッフが豊富なノウハウを生かした最適なソリューションをご提案します。
「カタログの反応率が上がらない」「商品の本当の魅力を伝えきれていない」――そんな課題をお持ちでしたら、ぜひ一度光陽社にご相談ください。職人の手と最新のテクノロジーが、御社の「色」に命を吹き込みます。
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