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コラム
【展示会レポート】NEW環境展/地球温暖化防止展にみる持続可能な未来と、企業コミュニケーションにおける「環境配慮型印刷」の重要性

【展示会レポート】NEW環境展/地球温暖化防止展にみる持続可能な未来と、企業コミュニケーションにおける「環境配慮型印刷」の重要性

June 1, 2026

近年、ビジネスの場において「持続可能性」や「社会的責任」という言葉を耳にしない日はありません。気候変動への対策や資源の有効活用は、もはや一企業の努力目標ではなく、市場で生き残るための必須条件となりつつあります。

そのような中、先日開催されました国内最大級の環境ビジネス展示会である「NEW環境展」「地球温暖化防止展」へ足を運んでまいりました。

会場内は数多くの企業が出展されており、業界全体の強い勢いが感じられます。

今回筆者は一般来場者としての訪問でしたが、弊社(株式会社光陽社)も、SPA(日本サステナブル印刷協会)としてブースを出展しておりました。

 

展示会開催概要

展示会名: NEW環境展 / 地球温暖化防止展

会期       : 2026年5月20日(水)〜22日(金)10:00〜17:00(最終日は16:00終了)

会場       :東京ビッグサイト

公式サイト: https://www.n-expo.jp/

 

本記事では、展示会で得た数々の気づきや最新のトレンドを振り返りながら、これからの企業活動、とりわけマーケティングや広報活動における「環境配慮」のあり方について、サステナブルな印刷メディアを推進する立場から考察いたします。

 

1. 展示会で体感した、サステナブル社会への圧倒的な熱量

今回の展示会では、脱炭素の実現に向けた先進技術や資源循環システム、廃棄物削減ソリューションなど、最先端のイノベーションが一堂に会しました。出展者は重工業やエネルギー等のインフラ企業から素材系ベンチャー、自治体まで多岐にわたります。

各ブースを巡る中で強く実感したのは、いずれの組織も「環境への配慮」を表面的な取り組みではなく、経営の核(ESG経営)として捉えている点です。市場や投資家、そして社会から選ばれる企業であるために、環境への貢献や負荷軽減を、データや実物を用いてロジカルにアピールする姿が印象的でした。

 

2. 展示会場における「コミュニケーションツール(紙媒体)」の役割と課題

特に注目したのが、各社が技術やサービスの訴求に活用していた「広報・販促ツール」です。

デジタル化が進む現代においても、展示会というリアルなコミュニケーションの場では、紙媒体が重要な役割を果たしています。来場者の目を引くチラシをはじめ、詳細を伝えるパンフレットやカタログ、会社案内や統合報告書など、多彩な印刷物が活発に配布されていたのが印象的でした。また、記憶に残るノベルティや、それらを収納するトートバッグも、重要なマーケティングツールとして機能していると言えます。

SPA(日本サステナブル印刷協会)のブースでも、様々なノベルティをご用意し、アンケートにお答えいただいた来場者様にお配りしました。

SPA (日本サステナブル印刷協会)が配布したノベルティ引用:https://x.com/koyosha_inc/status/2057661152692474053?s=20

ここで一つの大きな気づきがありました。

それは、「最先端の環境技術やエコなサービスを紹介しているブースで配られている印刷物そのものは、果たして環境に配慮されたものなのだろうか」という疑問です。

どれほど素晴らしいクリーンエネルギーやリサイクル技術を説明していても、掲載媒体のパンフレットが環境への配慮不足を感じるものであれば、メッセージの説得力は揺らいでしまいかねません。情報の中身と、情報を伝える媒体の双方がサステナブルであってこそ、初めてその企業の環境配慮に対する真摯な姿勢が市場に伝わるのではないかと痛感いたしました。

 

3. 「環境配慮型プリント」がもたらす企業のブランド価値向上

展示会場で多くの企業が直面しているであろうこの「ジレンマ」を解決する鍵こそが、光陽社が提供する「環境配慮型プリント」にあります。

各企業様が作成されるチラシやパンフレット、営業資料といった各種印刷物に環境負荷の低い素材や技術を導入することは、企業の社会的責任(CSR)を可視化する最も身近で効果的な手段の一つです。

SPA (日本サステナブル印刷協会)のパンフレット

 

例えば、印刷に使用する紙の選定においては、適切に管理された森林から産出された木材を使用していることを証明する「FSC®森林認証紙」や、古紙を再利用した「再生紙」、あるいは非木材を用いた「バガス紙」などが代表的な選択肢です。

また、インキに関しても、石油系揮発性有機化合物(VOC)を排除した「ノンVOCインキ」や、植物由来の成分を配合した「バイオマスインキ(ベジタブルインキ)」を採用することで、大気汚染の防止や化石資源の消費抑制に貢献できます。

こうした環境配慮型のアプローチで製作された印刷物には、FSCロゴマークやバイオマスマークなどの認証マークの掲載が可能となります。マークを明示することによって、ツールを手にした顧客やパートナー企業に対し、「細部に至るまで地球環境に配慮している」というメッセージを、言葉以上に雄弁に伝えられるはずです。

 

4. まずは身近な選択から。サステナビリティ推進の第一歩

現在、多くの企業様が「SDGsへの貢献」や「低炭素社会への対応」を求められています。しかしながら、「社内で何を基準に変えていけばいいのかわからない」「大規模な設備投資や事業転換はすぐには難しい」と頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。

サステナビリティへの取り組みは、決して大がかりな改革だけではありません。

まずは日々の業務の中で使用している「紙媒体」を見直すことから始めてみるのも、非常に有効なアプローチと言えます。展示会用のフライヤー、社内報やパンフレットなど、身近な印刷物の素材や製造工程を「環境配慮型」に切り替えることは、比較的導入のハードルが低く、かつ自社の環境に対する姿勢を社内外へ明確に示せる施策です。

グリーン購入法や調達基準の厳格化が進む昨今において、サプライチェーン全体での環境対応が重視されています。自社が発注する資材のLCA(ライフサイクル評価)を意識し、製造から廃棄にいたるまでのカーボンフットプリントを削減していく姿勢は、今後のBtoB取引においても強力なアドバンテージとなるでしょう。

 

5.持続可能なコミュニケーションのパートナーとして

今回のNEW環境展/地球温暖化防止展への参加を通じて、あらゆる産業が地球との共生を目指してシフトしている潮流を肌で感じ、お客様のサステナビリティ推進を支えるパートナーとして、私ども光陽社が果たすべき役割を再認識いたしました。

私たちは、単に紙に印刷して終わりというだけの印刷会社ではありません。 お客様が伝えたい大切な想いや価値ある情報を、地球環境に負荷をかけない最適なカタチへと変換し、届けるためのパートナーでありたいと考えております。

「現在の印刷コストを維持しながらエコな仕様に変更できるか」「自社の活動に最適な環境マークはどれか」「ノベルティも含めてトータルでグリーン調達を進めたい」といったご質問や現状の課題がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

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